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今までがあるから今があります
今は今からのためにあります
今のための今までであり今からのための今です
「今」を共に生きましょう

株式会社壱福代表神林 拓馬

わたしたちの精神の根幹にあるのは、孔子の説いた「中庸の徳たるや、それ至れるかな」である。と語る
当社代表、神林 拓馬の幼少期から起業を志した経緯、今後のビジョンなどをご紹介します。

サッカーに夢中だった子供時代

私は幼少時からずっと「サッカー少年」でした。
小学生のときは、学校の休み時間もサッカー、放課後遊ぶのもサッカー友達ばかり。
中学では「柏レイソルA,A,TOR」に在籍し、仲間と切磋琢磨していました。当時は野田市の実家から柏へ、3年間通っていましたが、高校からはさらに遠く、JFL所属の横河武蔵野シティフットボールクラブに入団しました。
好きなサッカーのためなら、三鷹まで通うのも全く苦にならないくらい、本当にサッカーに夢中でした。

初めての挫折

当時はプロを目指していましたが、高校2年生のとき大きな挫折を経験することに…。
Jリーグのチームに内定しているとある選手が所属しているチームと戦ったときのこと。学年は一つしか違わないのに、彼からボール取れないし、まったく歯が立たず…。「プロになる人は、こんなにも自分と違うんだ」と、そのとき、完全に自分自身に見切りをつけてしまいました。幼少からそれまで、本当にサッカーしかやってこなかった自分でしたから、ガックリと肩を落とした初めての挫折でした。

今思えば、あの挫折もつらかった練習もすべてよい思い出です。自分の可能性を自分の判断で見切りをつけてしまった事に対して考えることもありましたが、なによりサッカーで精神的にも肉体的にも鍛えられましたし、スポーツで培った精神はビジネスでも役に立っています。 現在、地域貢献の一つとしてスポーツ支援をしているのは、その恩返しでもあるのです。

君は古物業で成功する

高校卒業後は、商品先物取引の会社に就職し営業マンとして働きました。
23歳のとき、その会社が上場廃止となり、身の振り方を考えていたところ、顧客だった御徒町の古物商の社長さんが熱心に古物業界へ誘ってくれました。私の営業ぶりを認めてくださり「君はぜったいに古物業で成功するよ」と太鼓判を押してくださったのです。背中を押された私は古物業で会社を興し、それが当社のスタートとなりました。

経営を甘く見ていた創業時

会社を立ち上げてから半年が過ぎたころ、用意した資金が底をつきました。当時の私は、キャッシュフローも理解していなかったので、大変焦ったことを覚えています。その後は徐々に黒字になりましたが経営についてあまりに知識がなかったこと、経営を甘く見ていたことを反省しました。

そんな私を柏商工会議所に誘ってくださったのは地元の先輩でした。経営者の先輩方には、さまざまなことを教えていただきました。今こうして多岐に渡る事業を展開できるようになったのも、私が経営者として成長できたのも、多くの方とのご縁があったからだと感謝しています。

社内BPCで
自企業発展に繋がる事業を生み出す

当社では社内でビジネスプランコンテストを開催し、採用された企画を事業化しています。会社規模が大きくなるに連れ、今後はより多くの企画が出てくると思います。
それをしっかり精査し、自企業発展に繋がる新たな事業を展開させていきたいと考えています。また、既存の事業や今立ち上がっている事業を拡充させるよう力を入れていきます。

やりたいことをやりきれる人生

私の父親はオペラ歌手、母はピアノ講師と幼稚園の先生をしていました。もう二人とも他界してしまいましたが、家でひたすら歌っている父と、母がピアノを教えている姿を今でも思い出します。

50歳を過ぎてからオペラ歌手として芽が出た父。貧しいながらも父を支えていた母。劇団で知り合った二人でしたから、父がどれだけ歌を愛しているのか、母は知っていたのでしょう。

大人になって両親のことを思い出すとき、好きなことをやり続けた幸せそうな二人の顔が思い浮かびます。 やりたいことをやりきれる人生は本当にすばらしいと思います。 自分もそうでありたいし、社員もその家族もそうであってほしい。

幸せの定義は人それぞれ違います。
しかし、人生が限られた時間であることはみんな同じです。
今までがあるから今があります。
今は今からのためにあります。
今のための今までであり今からのための今です。
「今」を共に生きましょう。

現在仕事以外に
夢中になっていることは
なんですか?

子育て

子どもが生まれ、育児を手伝うようになり、毎日、新しい発見があります。
早く帰宅するようになり、以前より家族と過ごす時間が増えました。
かけがえのない幸せな時間だと実感しています。

世界旅行の計画

私の夢は40歳で引退して、家族と世界中を旅することです。
どの国を訪れようかと、今から行先を考えることが楽しくて仕方ありません。